防災グッズにポータブル電源やソーラーパネルって必要なの?
スマホはもう、ライフラインです。
停電が続く時、スマホの充電方法を考えておく必要があります。
「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」はスマホの充電のみならず、非常用の電源にすることができるので災害時の備えになります。
防災グッズに「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」がおすすめな理由
「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」が防災グッズとしておすすめな最大の理由は、電気の復旧が遅れても、太陽光さえあれば、スマホの充電ができるので、スマホが使えなくなってしまうのではないかという精神的なストレスから解放されることです。
その他、生活に便利な他の電化製品の使用が可能になると、災害時の生活のストレスが減ります。
情報を得たり、大切な人との連絡を取ったりするのにスマホは必要です。
スマホはもうライフラインです。スマホの充電方法を考えておく必要があります。
「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」はスマホの充電のみならず、非常用の電源にすることができるので備えになります。
キャンプなど、普段の生活でも使えます。
どのくらいの容量が必要か【ポータブル電源とソーラーパネル】
使いたいと思っている電化製品のラベルを確認して決めていきます。(定格出力・瞬間出力)
目安として、携帯電話の充電は10〜18W、電気毛布の強だと1時間55wくらい、弱だと15wくらい、PCは100W、小型扇風機30Wです。
PS4と小型TVや小型炊飯器を使おうと思うと290W弱使いますので、200W出力のポータブル電源では無理、400W以上は欲しいですし、複数同時に使用するとなると1000Wが理想です。
※ 例えば、我が家はスマホの充電と敷き毛布を使えるようにしておきたいです。
しき毛布は47W(初期50W)、スマホは10W程度です。
200Wあればスマホや小型扇風機、電気毛布、PCなど組み合わせての使用も可能です。
小型冷蔵庫や小型炊飯器を使いたいなら500Wくらいは必要です。
おすすめの「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」【キャンプは快適】
Jackery ポータブル電源(240W/400W/708W/1000W/1500W)
一般社団法人防災安全協会推奨品で安心なJackeryのポータブル電源とソーラーパネルは、一度に使いたい電気の量に合わせて様々な容量があるので、自分にちょうどいいポータブル電源を選ぶことができます。
公式サイトを見ると、動画があるので、それを見ると、どのくらいの容量が必要なのかのイメージが掴めます。
それに合った使い勝手のいいソーラーパネルの説明も明記しているので、どれを購入すればいいかすぐにわかります。
使い方も簡単でおすすめの商品です。
BLUETTI ポータブル電源 EB55
容量は268.8Whで、定格出力は600W。電池残量も表示されます。
100Vの出力電圧で50Hz/60Hzの切り替えも可能です。
AC出力口が2、USB−C(100Wまで対応)出力口が1、ワイヤレス充電パッド1、USB−A出力口2、5521DC出力口2、シガーソケット1、合計9つもの出力ができます。
ソーラーパネルからの充電も200Wまで可能です。
電池は、電気自動車にも採用されているリン酸鉄リチウムイオン電池を使用していて、安全性が高いです。
PowerArQ2 ポータブル電源 500Wh Smart Tap
PowerArQ2 ポータブル電源 500Wh Smart Tap は、一般社団法人防災安全協会推奨品です。
(公式サイトはこちらから)
AC出力が2つあり、アイフォンなどのワイヤレス充電が可能です。
アウトドアでお弁当型炊飯器を使っているYouTubeがあったので貼っておきます。
このお弁当箱めっちゃ欲しい!次回のセールの時に手に入れます。
2018年ブラックアウトの時
このソーラーパネルを購入したのは、2018年の北海道地震後の日本初のブラックアウトを経験した後です。
北海道全域で電気がストップした時です。結局、たったの2日でしたが、復旧するまでは期限がわからないのでとても不安でした。
スマホの充電が切れることが、とても怖かったことを思い出します。
私はスマホの充電器が充電されていたのでもちました。
市役所のロビーや大型商業施設で充電のできるとかいう情報をみんなが求めて、殺到しているようでした。
水は公園で汲めました。リックにゴミ袋と給水袋を入れて出かけて、長蛇の列に並んで水を確保しました。
私はリックの10ℓを持ち帰るのが精一杯でしたが、一人なら1日それで過ごせました。
はじめはコンビニやスーパーに、次にガソリンスタンドに列ができていました。
列を見るたびに焦る気持ちが湧いて、自分も並んで食べ物か水を買いたい衝動が湧いてきました。
「私には食べ物も水もあるから大丈夫」必要な人に渡るために余分に溜め込まない!」と自分をなだめました。
流通は、日本全土がダメになっていない限り、数日で正常化します。
電気がなくて、TVを見れなくてよかったです。「大変だ!大変だ!」とひどい地域の映像ばかり報道していたようです。
たまたま出張で北海道を離れていた家族は、TVを見ていて自分の家の周りがどうなっているのか全く情報がなく、北海道全域が壊滅的な状態なのかと不安だったそうです。
悪いことばかりではありませんでした。
近くの一軒家は「水でます」と張り紙をして、水を分けていましたし、お風呂の水もないと知った隣人はトイレ用のお水をバケツに汲んでもってきてくれました。とても嬉しかったです。
避難生活が長く続いた災害の地域に比べると私の経験は訓練みたいなものでした。それでも、あの状態が1週間続いて真冬だとしたら…と考えて、防災の準備をするようになりました。
東日本大震災で防災の意識が高まり、ブラックアウトで電気がないことだけで起こる不便さと恐怖に直面して、いろんな会社がコンパクトなポータブル電源を出しました。
私が小さなソーラーパネルを購入した4年くらい前は、業者用の大きなものしか売っておらず、AC出力のある家庭用は高額なものしか見つけられませんでした。その時に比べるとコンパクトな家庭用が販売されて、一般家庭でも購入しやすい値段になっています。
毎年、3月11日に、防災グッズの点検をして、どこの何が入っているのか思い出し、足りない防災グッズは買い足しています。
4年前のソーラーパネルは買い換えています。ソーラー充電してスマホの充電が正常に行われるか点検をしました。
購入して安心するだけでなく、いざという時に慌てないように、使い方の復習も兼ねて、点検も大事です。