山の夜間捜索打ち切りがなくなる可能性が出てきた⁈【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】

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山での夜間捜索打ち切りがなくなるのは素晴らしい!【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】

最近、登山をする人が増えています。

山の難易度は天候に左右され、ハイキングや低山の登山であっても、装備や経験の不足により道迷いなどをしてしまい、思わぬ事故や怪我につながり、場合によっては低体温症などで命を落とします

親子で登れるような低山で、道迷いしてしまい、捜索願いが出されニュースになっています。

先日、テレビ番組で、ドローンを使った夜の捜索実験の様子を取り上げられていました。

体温による温度探知機を搭載したドローンに、山の形状の記憶させているドローンは真っ暗でも木にぶつかることも未知に迷うこともありません。ベテランのドローン操縦者は地図を見ながら、状況に応じて、山の中を捜索することができます。

体温を感知したら、その指標をドローン操縦者に知らせて、ドローンからはその位置をライトで照らします。そうすることによって、暗い山道を登って向かう捜索隊の道標となって、正確に導きます。

準備不足な遭難者であっても、72時間以内に見つけることができれば、生存の可能性が増えるので、まさに画期的なことだと思います。

山岳遭難はどのくらいあるのかの情報【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】

令和2年の7月と8月、二ヶ月の事故の状況を警視庁 山岳遭難の統計などでみてみます。

新型コロナウィルスの影響で登山者数が少なくなっている数字です。

最新のデータは警視庁 山岳遭難の統計で確認してみてください。
令和3年のものも出ています。例年よりも少ないですが令和2年よりも増加しています。

発生件数 470件 (前年対比 -136件)

  • 長野県が47件
  • 北海道、富山県が40件
  • 東京都が24件

遭難者 541人 (前年対比 -128人)うち死者・行方不明者47人 (前年対比 -7人)

目的

  • 登山が415人(76.7%)と最も多く、次 いで
  • 山菜・茸採り23人(4.3%)が多い。

態様

  • 道迷いが163人(30.1%)
  • 転倒が97人(17.9%)、
  • 滑落が73人(13.5%)

【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】とは

温度感知をして、正確な座標をドローンの操縦者から捜索隊に情報共有できることから、遭難者の場所をドローンのライトで照らすことで目印になり、捜索隊を正確な位置に導けます。

滑落など、登山道から外れた人も見つけられる利点があります。

そもそも遭難を防ぐために留意する点【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】

山岳遭難の多くの理由

  • 天候に関する不適切な判断
  • 不十分な装備
  • 体力的に無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力等の準備不足

遭難を防ぐためにできること

  • 気象条件、体力、技術、経験、体調等に見合った山を選択し、登山日程、携行する装備品、食料等に配意し、安全な登山計画を立てる。
  • 滑落等の危険箇所や、トラブル発生時に途中から下山できるルート(エスケープルート)等を事前に把握する。
  • 登山予定の山の気候に合った服装や登山靴、雨具(レインウェア)、落石や滑・転落時に頭部を守るためのヘルメット、地図、コンパス、行動食等登山 に必要な装備品や、万一遭難した場合に備え、助けを呼ぶための連絡用通信機器 (携帯電話、無線機、予備バッテリー等)やツェルト(簡易テント)、非常食等 を準備するなど、装備を万全に整える。
  • なるべく単独登山を避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による登山に 努める。
  • 登山計画書の提出を家族や職場等と共有しておく。万一の場合の素早い捜索救助の手掛かりとなる。作成した登山計画書は、一緒に登山する仲間と共有すると共に、 家族や職場、登山口の登山届ポストなどに提出しておく。
  • 道迷い防止 地図の見方やコンパスの活用方法を習得し、地図やコンパスなどの携行。GPS機器等位置情報を取得することができる機器を活用する。
  • 滑落・転落防止日頃から手入れされた登山靴やピッケル、アイゼン、ストック等の装備を登山 の状況に応じて的確に使いこなす。気を緩めず常に慎重な行動 を心掛ける。また、滑落・転落する恐れがある場所では、必ずヘルメットを着用する。
  • 悪天候や体調不良の時には、道に迷ったり、滑落等の危険から、「道に迷ったかも。」と思ったら、闇雲に進むこと なく、今歩いてきた道(トレース)を辿り、正規の登山道まで引き返すこと、早めに登山を中止するよう努める。
  • 山域を管轄する自治体の移動制限等の情報、公共交通機関の運行状況や山小屋等の運営状況を確認する。 日頃から健康管理を行い、少しでも体調不良があれば、入山を控える。 行動中は、周囲の人となるべく距離をあけ、熱中症のリスクが高くなることから、行動中に息苦しさや暑さを感じる際は、マスクを外す。

まとめ【ドローンによる夜間の捜索支援サービス(NIGHT HAWKS)】

登山者は、山に入るには、準備と計画を入念に行い、計画を家族などとの共有し、適切な装備と服装で、非常食を含めた行動食を持ってから山に入るようにしたいものです。

通常、夜の捜索は打ち切られ、天候が悪くても捜索できないことがあります。ですから、3日(72時間)くらいは捜索にかかっていました。72時間、自力で生き延びれる水や低体温にならない装備は必要です。

ドローンだと空からなので、素早く隈なく動くことができますし、夜も捜索できれば、発見できる時間短縮につながりそうです。

是非とも、捜索隊の中に必ず一台は夜間操作できるドローン隊が普通にいるような状態に、早くなって欲しいです。

そのためには、多くのドローンのスペシャリストの誕生を望みます。

プレリリースの説明と動画での説明です。

一般社団法人Japan Innovation Cha...
一般社団法人Japan Innovation Challenge - NIGHT HAWKS ドローンによる夜間の捜索支援サービス 「NIGHT HAWKS」は一般社団法人Japan Innovation Challengeに運営されるドローンによる夜間の捜索支援サービスです。夜間の遭難救助をドローン活用により支援し、遭難者の...

参加表明している株式会社 アイ・ロボティクス

ナイトハック公式ホームページhttps://japan-innovation-challenge.or.jp
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