大人女子がサウナを利用するときの注意点【安全・マナーの注意事項】
サウナに入る時には、安全とマナー、2つの面での注意事項があります。
サウナの安全のための注意事項
- こまめな水分補給
- 飲酒後のサウナの禁止
- 基礎疾患のある人は主治医の許可を得てから
- 炎症のある怪我の人は悪化させる
- 妊娠中の人は利用を控える
- 10歳以下の子供の利用には注意する
- 無理はしない
サウナのマナーの面の注意事項
- 施設が掲示している注意事項に従う
- 頭や体を洗ってからサウナに入る
- アクセサリーや眼鏡など貴金属類変形や火傷
- サウナでなるべく話さない
- ミストや蒸気が出るところには、近づかない
- タオルはサウナ室では絞らない
- サウナストーブに水を掛けたりものを乾かしたりしない
- その他(水風呂は心臓の遠いところから掛け水してから、体の水滴を軽く拭いてから、サウナ室への出入り)
サウナの安全のための注意事項【大人女子も気をつけよう】
こまめな水分補給
高温乾燥のサウナは、体の水分がなくなり、脱水症状を起こしやすい環境です。
体の水分が少なくなると、血液がドロドロになって詰まりやすくなってしまいます。
それを防ぐために、入浴の前後に水分を取るのはもちろんのこと、途中でも水分補給ができるように、ペットボトルの水分やスポーツドリンクを持って浴室に入たり、備え付けの水飲み場で水分をこまめに取るようにします。
飲酒後のサウナの禁止
アルコールを飲んだ後は、水分補給をしても尿として体の外に出てしまって、脱水症状を加速してしまいます。
また、サウナは血管を広げて血圧が低くなりますが、アルコールも血管を拡張させて血圧を下げます。酔ってしまって眠くなることも相まって、意識が朦朧としたり、気を失ったりして、サウナの中で寝てしまって重篤な熱中症になってしまったり、水風呂で気を失って溺れたりの危険があります。
アルコールの分解には水分が必要なので、脱水症状で体内に水分が足りないとアルコールの分解ができませんから、酔い覚ましにはなりません。
基礎疾患のある人は主治医の許可を得てから
サウナに入ると軽い運動程度の心拍数が上がります。
軽い運動ができないような疾患のある人は、サウナに入れません。
高血圧や心臓病の持病がある人は、体への負担があります。
サウナの利用は、どの程度の温度や時間、水風呂に入っていいかなど、主治医に相談して命の危険が少ないことを確認してからにしましょう。
炎症のある怪我の人は悪化させる
怪我をしたばかりなど傷が熱をもっている状態の人は炎症を悪化させて、傷を広げて悪くする可能性があります。
熱を持っている怪我や火傷は、温めるのではなく、冷やさなくてはなりません。
肩こりや腰痛でサウナで緩和させるのは、慢性の痛みになっている血流が悪くなって痛んでいる時です。
妊娠中の人は利用を控える
妊娠中に39.5度以上の発熱によって、流産の危険や障害、早産などを起こした例もあることから、何が起こるかわからない妊娠中のサウナは利用を控えるようにしたほうがいいでしょう。
(参照:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/22-女性の健康上の問題/妊娠時に起こる病気/妊娠中の発熱)
10歳以下の子供の利用には注意する
10歳以下の年齢では、自律神経の発達がまだ未熟です。
特に5歳以下の子供は不快感など訴える言語も未熟なので、サウナの利用は控える方が良いでしょう。
フィンランドは赤ちゃんの時からサウナ(70度くらい)に入っています。
しかし、日本では小学生や中学生以下のサウナ施設の禁止がされているところも多いです。子供が体温が上がりやすく熱中症になりやすいことが理由なので、高温の環境にうまく適応できてない子供がいることも考えられます。
5歳から10歳くらいまでの子供は、体調の変化があった時にすぐに対処できるように、保護者と一緒に、低温サウナの利用ならやぶさかではないようです。
無理はしない
その日その日で体調は変わります。
何分何回とか決めないで、苦痛にならない温度や時間、回数で、心地よくサウナを利用しましょう。
サウナは無理をするものではありません。いつもは気持ちよく入れていても、苦しくなったらすぐに出ましょう。
階段のようになっているサウナ室があります。
上の段は温度が高いので、暑さに自信がない人は下の段からはじめるといいでしょう。
サウナのマナーの面の注意事項【大人女子も気をつけよう】
施設が掲示している注意事項に従う
サウナや入浴施設の注意事項は、脱衣所やサウナ室の前に貼ってあることが多いです。
初めて利用する施設であれば特に、よく読んでルールに従いましょう。
「えー、禁止事項多すぎ〜!」「おしり洗っての貼り紙ばかり!」など、施設の特徴が出て、なかなか興味深いのが貼り紙。
苦情に対応してそうなったのか、施設の人が特に気にしている点なのか、過去に何かあったのか、特定の人へ向けたメッセージか。
常連客らしい人が張り紙に違反しているような時にも、真似をしないで、書いてあるルールに従うようにします。
頭や体を洗ってからサウナに入る
みんなが共同で利用する浴槽や水風呂、座る場所など、清潔に保つために、汚れを落としてからサウナを楽しみましょう。
アクセサリーや眼鏡など貴金属類変形や火傷
サウナの中は高温です。金属は熱を持ちますので変形したり壊れたり触れている皮膚が火傷をする危険もあります。
外し忘れのないように、また、脱衣所の鍵の金属の部分が肌にふれていないかなども確認してサウナを楽しみます。
サウナでなるべく話さない
新型コロナの影響もあり、おしゃべりは控えましょう。
新型コロナが飛沫感染するので、徹底されてきました。
特に大人女子の方は、他人のおしゃべりを苦痛に感じた経験はありませんか。
サウナ室にタオルしか持ち込めないところは、耳栓を持って入ることができません。
黙って耐えるしかありませんでした。
今は、黙浴になって快適になったと感じる人も多いと思います。
この良い習慣が定着して、静かなサウナ室が続くことを願っています。
最近、自宅のお風呂で音楽を聴きたい人が増えているのか、浴室で使えるような防水IPX7以上の製品が増えています。自宅ならスマホを浴室の外に置いても電波が届きますが、スマホなしで聴けるメモリ内蔵のイヤホンを試してみたいです。
サウナは、手拭い以外の持ち込みを禁止しているところも多いです。
ダメだとのルールを破ったり、ルールになくても、音漏れなどして周りの人に迷惑をかけないようにしましょう。
サウナで使えるかは不明です。個室サウナやプライベートサウナでなのか、使用して大丈夫だったとのブログ記事も見かけますが保証はできません。壊れても失くしても自己責任です。
ミストや蒸気が出るところには、近づかない
ミストや蒸気が出ているところは、非常に高温かもしれません。
火傷をしないように、手をかざしたりしないようにしましょう。
タオルはサウナ室では絞らない
乾燥していたり温度が熱いからと言って、濡れたタオルをサウナ室で絞ってはいけません。
もしも、不快な感じがするならサウナ室から出ましょう。
乾燥が嫌であれば、ミストサウナかスチームサウナのあるところへ行きましょう。熱いのであれば、温度の低いサウナに入るか入る時間を短くしてください。
自分だけのサウナではありません。自分勝手な使い方はやめましょう。
施設のサウナを利用するなら、自分に合ったサウナを選びましょう。
サウナストーブに水を掛けたり、ものを乾かしたりしない
漏電の原因になったり、火が出て火災の原因になりかねません。
ロウリュウはサウナストーンにかけるものです。ストーブではありません。
その他
水風呂は心臓の遠いところから掛け水してから
サウナや水風呂は、心臓や血管に負担をかけます。
水風呂に飛び込むような入り方は危険です。年齢が高い人や血圧の高い人は特に注意が必要です。
心臓の遠いところから、少しずつ掛け水して、水の冷たさに慣れてから水風呂に入ります。
体の水滴を軽く拭いてから
サウナの入るときに、体についている水滴を拭いて入った方が早くあたたまります。
サウナ室への出入り
何度出入りしても構わないのです。我慢しないで、出たくなった時には短い時間であっても気にせず出ましょう。
出入りの際には、出入り口を大きく長く開けっぱなしにすると、せっかく温まったサウナ室の温度が下がってしまいます。
ルールではありませんが、足の先がなかなか温まらない人におすすめの座り方です。足をあげて体育座りをしてサウナに入ると温まりやすくなります。
手拭いだけしか持ち込めないサウナでは、濡れたタオルを頭にかけて口を覆うように巻くとサウナハットの変わりにもマスクの代わりにもなります。
まとめー大人女子がサウナを利用するときの注意点【安全・マナーの注意事項】
サウナの安全のための注意事項
- こまめな水分補給
- 飲酒後のサウナの禁止
- 基礎疾患のある人は主治医の許可を得てから
- 炎症のある怪我の人は悪化させる
- 妊娠中の人は利用を控える
- 10歳以下の子供の利用には注意する
- 無理はしない
サウナのマナーの面の注意事項
- 施設が掲示している注意事項に従う
- 頭や体を洗ってからサウナに入る
- アクセサリーや眼鏡など貴金属類変形や火傷
- サウナでなるべく話さない
- ミストや蒸気が出るところには、近づかない
- タオルはサウナ室では絞らない
- サウナストーブに水を掛けたりものを乾かしたりしない
- その他(水風呂は心臓の遠いところから掛け水してから、体の水滴を軽く拭いてから、サウナ室への出入り)
ルールを守って、みんなで仲良く気持ちよくサウナを楽しみましょう。