北海道神宮の梅の剪定の枝(2月中旬〜3月初旬)【札幌円山】
梅園の剪定後の枝をいただきに北海道神宮に出かけました。
この時期、梅園では剪定が行われ、剪定後の梅の枝は下に散乱していて、切って下に落ちている枝はいただいて持ち帰っても良いそうです。
水に差していると10日くらいで花芽が膨らんで梅の花が咲きます。
いただいてくるときには、紅梅と白梅の場所を覚えなくてはと思うのですが、梅が咲くとすっかり忘れて、花が咲かないと紅か白いかわかりません。それもまた、楽しみでもあります。
寒い時期ではありますが、この楽しみがあるので散歩することができました。
これも北海道神宮の神様のおかげと感謝しています。
剪定は北海道神宮から委託された人が行っています。
持ち帰って良いのは剪定後の枝は下に落としっぱなしに放置されているものだけです。
勝手に切ることは絶対にいけません。
特定の時期に作業が行われているだけで、配っているわけではないので、道が整備されていたり、持ち帰って良い梅の枝の場所の案内があったりするわけではありません。
雪が緩んでくると、雪にズッポリ脚がはまって抜けなくなる人もいます。
携帯電話で知り合いに助けを求められるようにしておきましょう。
「桜切るバカ梅切らぬバカ」の諺の意味
「桜切るバカ梅切らぬバカ」の諺は、庭にある梅の木の剪定をする母に教えてもらいました。
桜の花は古い枝が伸びた先の方に花が咲きます。切ってあたらしく伸びた枝からは花芽がつきません。
また、桜は切るとそこから菌が入って腐りやすくなるので、むやみに切ってはいけません。
梅は、新しい枝からも花芽がつきます。古い枝は枯れてしまうので、不恰好に伸びた古い枝は剪定をして、形を整えてあげたほうが、良い花と良い実がつきます。
この諺は、「梅は切って良くて、桜はむやみに切ってはいけない」ということだけを教えているわけではなく、それぞれの個性に合わせて手をかけてあげなくてはならないよということを教えてくれています。
花芽の変化(室内は暖房で温められているので温度23度くらい)
はじめの1週間
そして8日目
9日目【開花しました】
まとめー北海道神宮の梅の剪定の枝(2月中旬〜3月初旬)【札幌円山】
2月の終わりあたり、北海道神宮を訪ねた際に、梅園の方にも足場に注意しながら散歩してはいかがですか?
北海道神宮の梅の剪定の時期は、2月中旬から3月下旬です。
作業中は危険なので近寄寄らないようにしましょう。
作業が終わったあとの夕方や早朝の散歩で、誰も作業をしていない時に覗いてみましょう。
10日前後で開花します🌸
一足早い春を感じることができる北海道神宮の剪定の梅の枝。
見かけていただけたらラッキーですね。
ラッキーに出会うためには、お散歩をしなくてはなりません。
天気の良い日には北海道神宮に参拝がてらお散歩をして梅園の方にも足を伸ばしてみてください。
南側の道路を渡れば円山に登ることもできます。
3月の中旬あたりから、圧雪で登りやすかった冬道が、昼間溶けて夜に凍ってアイスバーンになっていたり、雪が緩んで脚が埋まりやすくなったりしているので、4月の頭くらいまでは軽アイゼン着用が安全です。
八十八カ所入り口の看板のところにはストックもたくさんかかっています。
下山の時に返せば、借りて行って大丈夫ですよ。
木の葉がないので、エゾリスや野鳥も見やすく楽しいです。
野鳥を見るなら、この時期の太陽が出ている午前中がおすすめです。